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The Destination
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ストーリー概観
【SEVENTH −The Destination 1−】
〜
1st
ダルゼラ編 〜
■
2人の主人公 ―― さとるとリザルダ
ダルゼラ編の主人公、久角さとる...
【SEVENTH】における各章の「主人公」とは、
ラニータ・リィアと「会話ができる地球人」のことである。
それは・・・彼女の悲しい経験と孤独な旅を受け入れられる、
そして“宇宙の意思”を体感できるだけの資格・・・澄んだ心、人間性、
器・・・といったものを持つ者、ということである。
さとるは、地球人類史上、初めて異種文明人ラニータと接触する
少年である (
エピソード抄録「遺跡にて・・・」
参照)。
彼は、ミラルダ・メルギーの子、リザルダの実弟である。
姉、メルギー家との別れについては、
「
テーマ別BBS 《生と死》
」参照のこと。
今、エムリスを守る防衛軍の新基地設営に関わろうとする彼は、
この戦いに、何か自分の本当の居場所を知るきっかけのような、
引き寄せられるような風を感じる・・・第1章 ダルゼラ編の始まり...
姉、リザルダ・メルギーをもう1人の主人公と呼ぶのは、
ダルゼラ編のもう1つの柱が、彼女の成長物語であるから――
■
エルギウスの死、そして・・・
国家独立を求める人々とダルゼラ政府との抗争の
歴史については、「
テーマ別BBS 《対立と共存》
」にて。
リザルダ・メルギーの名が歴史上に登場するのは、
ダルゼラ暦2世紀後半〜末期。
エルギウスの死去から時代が動き始め、やがて、
ある種の収束を迎えるまでが【ダルゼラ編】本編である。
開戦準備を進める強硬派と、ルシエやハンナなど
リザルダの傍で本当の意味で彼女を守る者たちの狭間で、
エルギウス軍総帥として担ぎ出されながら
何もできないでいる自分と、その自分の立場に苦悩する。
■
2人をつなぐ手掛かり ―― 母の形見のペンダント
メルギー家の家宝の石については「
テーマ別BBS 《生と死》
」参照。
そして、母ミラルダから託されたペンダントについては
こちら
でも触れているが、
エピソード「
遺跡にて・・・
」で、ラニータがさとるに話す内容から推測されたい。
ミラルダの力については、ラニータにも解からない...
ただ、はっきりしていることは、2人が真の姉弟であることの証として、
そして2人を再会へと導くお守りとして、母の願いを込めて持たせたものであるということ。。
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