SEVENTH
-The Destination-
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≪生 と 死≫
[リブ・イグレ]
彼女は、20歳。
一般には、シアルーの姉とされている。
彼女たちの出生の秘密については、第4部最終話にて、シアルーにより語られる。
その話を聞く相手は、...キニス・リグラー。
[ハンナの妹]
リザルダの影武者という大役を務めるハンナ。
彼女は、幼い時に、妹を病気で亡くしている。
もし生きていたら...ちょうどリザルダと同い年...そんなことを考えながら、
彼女は、リザルダを本当の妹のように大事に想い、孤独な闘いを強いられた"総帥"を助ける。
[リザルダの休日]
ハンナがふともらす言葉、です。
(「エピソード抄録」内『リザルダの休日』参照)
リザルダがヒロシたちと接する姿を見て、「弟をご想像されてるのかしら…」
そういう感じ方ができるのは、やはり、境遇の似たハンナだから、なのだろう。
ルシエは、もっと素直に、その彼女への解かり方は同じ"女性だから"ではないか、と感じる。
[弟の存在]
「リザルダには、実は弟がいた」という話は、メルギー家に近い者(血縁関係者)、
軍内部では、上層部の、さらに一部の人間しか知らない。
生前からエルギウスの傍で仕事をしていたルシエは、エルギウス本人から、
そして、とある研究を任されていたDr. セルラードから聞き知っていたらしい。
ハンナが実弟のことを口に出した時、一瞬表情が厳しくなるルシエは、
本当に"素直な"人間かもしれない。
[生死不明]
リザルダが、弟の生存を信じていたのは何故だろう。
そう信じなければ、自分の孤独感に絶えられなかったから?
そうでもなければ、自分の生きる道に救いがないから?
いや、もっと自然な、もっと根本的なところに、
彼女の"無意識なところに"理由があるのかもしれない。
それが、母の残したペンダントの意味か...?
[母、ミラルダ]
よく名前が出てくる。 生来、不思議な力を持っていたのか、
メルギー家の家宝とされる「石」の邪気に早くから気づいていたという。
その「石」こそ、ダルゼラにおける物語が、
後の人々によって"神話"として語り継がれる所以なのかもしれない。
彼女には、その石に封印されたラニータ・リィアの悲しみが見えたのかもしれない...
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[名前]
ミラルダは、2人目の子が生まれてすぐに、
その赤ん坊を連れてメルギー家を出て行く。
リザルダの弟…エルバ・メルギー。
ミラルダは、"久角さとる"と名付け、エムリス市内の孤児院に預ける。
「久角」は、彼女の母の旧姓。
「さとる」は、その言葉の意味を込めた、彼女の想い...
[2つのペンダント]
さとるは、ペンダントを持たされていた。
やや緑色に澄んだ輝きを放つ、変わった形のもの。よく見ると、
四角形かひし形の石を2つに割ったような、
割れ目の断片のように見られる辺がある。
母の残したペンダント。
割れたもう片方は、リザルダが持っている。
いつか、2つの石が1つになる日を待つ、
母の残したペンダント...
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[石の輝き]
姉弟の持つペンダントは、メルギー家の家宝の「石」から作られたもの。
しかし、本体の放つ邪気のような妖しい光ではなく、
2人の澄んだ心を映し出すような、自然な輝きを持つ。
それこそが、母の願いが込められた証なのかもしれない。
そして、リザルダが弟の生存を信じる光であった。
[ミラルダの力?]
では、2人の持つペンダントの石は、ミラルダによって浄化されたものなのか...?
彼女は、その石の邪気に気づく強い霊感のようなものだけでなく、
そんなすごい力まで持ち合わせていたのか...
それは、ラニータにも判らないこと。
…かつて、メルギー家に通じる一部の人間により、極秘裏に、その生体研究が進められた。
[研究...]
Dr.セルラードを主任とする研究。
ミラルダ・メルギーに関する研究...結果、その出生に秘密を持つ2人のリブが存在する。
しかし、結局、その研究に結論は出ない。
ただ純粋に、リザルダは2人のリブを "妹" と呼ぶ。
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