SEVENTH
-The Destination-


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SEVENTH PROJECT
   ストーリー概観

     【SEVENTH −The Destination 1−】

 1st  ダルゼラ編 〜

2人の主人公 ―― さとるとリザルダ
   ダルゼラ編の主人公、久角さとる...
   
   【SEVENTH】における各章の「主人公」とは、
   ラニータ・リィアと「会話ができる地球人」のことである。
   
   それは・・・彼女の悲しい経験と孤独な旅を受け入れられる、
   そして“宇宙の意思”を体感できるだけの資格・・・澄んだ心、人間性、
   器・・・といったものを持つ者、ということである。

   さとるは、地球人類史上、初めて異種文明人ラニータと接触する
   少年である (エピソード抄録「遺跡にて・・・」参照)。

   彼は、ミラルダ・メルギーの子、リザルダの実弟である。
   姉、メルギー家との別れについては、
   「テーマ別BBS 《生と死》」参照のこと。

   今、エムリスを守る防衛軍の新基地設営に関わろうとする彼は、
   この戦いに、何か自分の本当の居場所を知るきっかけのような、
   引き寄せられるような風を感じる・・・第1章 ダルゼラ編の始まり...


   姉、リザルダ・メルギーをもう1人の主人公と呼ぶのは、
   ダルゼラ編のもう1つの柱が、彼女の成長物語であるから――


久角 さとる
リザルダ・メルギー エルギウスの死、そして・・・
   国家独立を求める人々とダルゼラ政府との抗争の
   歴史については、「テーマ別BBS 《対立と共存》」にて。

   リザルダ・メルギーの名が歴史上に登場するのは、
   ダルゼラ暦2世紀後半〜末期。
   エルギウスの死去から時代が動き始め、やがて、
   ある種の収束を迎えるまでが【ダルゼラ編】本編である。

   開戦準備を進める強硬派と、ルシエやハンナなど
   リザルダの傍で本当の意味で彼女を守る者たちの狭間で、
   エルギウス軍総帥として担ぎ出されながら
   何もできないでいる自分と、その自分の立場に苦悩する。
   

2人をつなぐ手掛かり ―― 母の形見のペンダント
   メルギー家の家宝の石については「テーマ別BBS 《生と死》」参照。

   そして、母ミラルダから託されたペンダントについてはこちらでも触れているが、
   エピソード「遺跡にて・・・」で、ラニータがさとるに話す内容から推測されたい。

   ミラルダの力については、ラニータにも解からない...

   ただ、はっきりしていることは、2人が真の姉弟であることの証として、
   そして2人を再会へと導くお守りとして、母の願いを込めて持たせたものであるということ。。

   

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