SEVENTH
-The Destination-
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≪対立 と 共存≫
[キース先生]
一見"紳士"であるが、クリフを気に入る"お兄さん"だけあって、
それなりに「ノッてくれる」面白い人、である。
冷静な状況分析力と的確な判断力は、クリフも頼りにしているところで、
部隊員からの信頼も厚い。
皆のメンタル面にも気を配れる、正にヘルモード隊を支える功労者の1人。
唯一の欠点といえば、その"女好き"の性格か...?
[バツ一...]
ロブさん曰く、
「クリフに酒を教えたのはオレ、女を教えたのはこいつ(→キース)」
実は、バツ一、である。
3年前に奥さんが家を出て行った話は、既にネタにされている...(^_^;)
[ケフェウスの存在]
ケフェウスの上層部がヘルモードを警戒するように、
ヘルモードの部隊員の中にも、ケフェウスを信用しない者が少なくない。
殊、地元出身者は、根本的に闘いの目的が「自分たちの故郷を守るため」であることから、
どこかで「ケフェウスは関係ない」と思ってしまっている。
キース先生も、やはりその1人。
本隊からの派遣組・・・最初は千晶、そしてユウ。
彼らを、どこかで警戒してしまっている。
[「里帰り」]
千晶については、ヘルモード配属の経緯はあまり取り上げられないが、
ケフェウス出身、ヒロシの親友である(「設定集」参照)。
初めのうちは、千晶の方が、やや緊張していたようである。
それを気遣って、大将が「里帰り」の際に千晶を連れて行く。
[ファームステイ?]
クリフが千晶を連れて実家に帰り、約1週間を、牧場の仕事、山登り、魚釣りなど
彼本来の生活をして過ごす...千晶のファームステイ状態?
(このエピソードは、第1部「里帰り」にて語られる)
…ちなみに、このファームステイ中に
千晶のクリフに対する喋り方が(クリフの希望により)タメ口になる。
・・・大将は、弟が欲しかったのかもしれない。
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[父]
クリフが、千晶に農作業を手伝わせたり、
草の上を一緒に滑ったり、木陰で昼寝をしたり、
山登りに連れて行き絶景を見せたり、釣りをしたり、、、
ともに大地の恵みを肌で感じ、自分の想いを語ったり...
それらは全て、父が自分にしてくれたこと。
クリフは、父の真似をしてみた...
[墓前にて]
ジムス・テーラーの墓に参る2人。
クリフはどっかと坐る。
千晶は後方に立つ。
静かに帽子を取り、クリフの言葉を聞いていた。
「親父…、……」
それは、面と向かって言えない今の自分の心持ちを、
千晶に話しているように、千晶には思えた。
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[純粋]
そして、この人に惹かれ、この人を学ぶようになる。
千晶が、ヘルモードの仲間になった瞬間かもしれない。
しかしそれは、ケフェウスを裏切った、ということではない。
クリフという人間が、本当に"純粋な人"だと感じた瞬間であった、それだけである。
この人は、ケフェウスとの対立など考えてはいない...
[采配]
「エピソード抄録」内『リザルダの休日』では、
千晶がケフェウスにやって来る。 "お仕事"で。
これは、クリフの采配である。
千晶と2人、ヘルモードの美しい風景を眺めながら話すシーン。
リザルダの心中を思うクリフがもらす。
「お辛いだろうな...」
彼女の様子を見に、励ましてやるために、
そして、千晶が親友と再会できるように、ケフェウスに向かわせる。
[再会]
ヒロシと千晶は、シニアスクール時代からの親友(「設定集」参照)。
ヒロシは、本編中、ほとんどリザルダの傍にいる。
千晶は、ヘルモードから還らない。
ともに、"本当の意味で"リザルダを守ることを誓っている。
『リザルダの休日』のエピソード以降、
2人は終戦まで会えない(モニター越しに言葉を交わす程度)。
この再会は、リザルダだけではなく、彼らにとっても貴重な時間となった。
[不信感]
彼らの、リザルダを守る意志は同じ。
ただ少し違うのは、千晶は、クリフと同様、リザルダの側近であるルシエを信用していない。
クリフがそう思っているから、かもしれない。
でも、その考え方は常に頭に入れておくべきだと、千晶は自分で判断している。
[軍内部に...]
常日頃、ルシエの傍にいるヒロシには、彼のことをそう悪い人間には思っていない。
むしろ、真の意味でリザルダをお守りする同士だと思える。
ヒロシがルシエを頼ることの方が、実際多い。
ケフェウス内部において、リザルダと対立関係にあるのは、
軍上層部、殊に、考え方だけ好戦的なご老体たちなのである。
[リザルダの敵]
軍上層部にしてみれば、エルギウス亡き後、リザルダを担ぎ出したのは、
ケフェウス住民の意志を束ねるための偶像としての役割と
"事の責任"を彼女に押し付けることを、「良策」と判断したためである。
彼らは、"指導者としての力"を、彼女に求めてはいないのである。
[遺言]
エルギウス本人は、そのことを十分に予測していた。
生前から、信頼のおける者数名には、
真の意味でリザルダの護衛の必要性をもらしていた。
その一人がルシエであり、ハンナであった。
ルシエがリザルダの側近となったのは、エルギウスの遺言による。
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