SEVENTH
-The Destination-


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SEVENTH PROJECT
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 「Destination 2  ウェスタ編

エリン・タウレグ
    反政府ゲリラに参加している"少年"。
    22歳("童顔の美少年"で通っている)。
    無意味な宇宙開発のために
    莫大な軍事費を注ぎ込み、人々の
    生活環境の改善を一向に進めようと
    しない政府に反感を持つ。


ウェスタの苛酷な環境下での
生活に疲れ、生きる気力さえ
失いつつある廃れた社会風潮。
このような時代に、彼は自分の
意志で、自分が正しいと
信じることに身を投じ、
懸命に生きようとしている。
ケイとの接触は、彼に、宇宙開発の真意を理解させる。
しかし、政府のやり方には賛成できない。
また、過激な主張を掲げるラグナレクには失望する。
彼は純粋に、自分たちの母星ウェスタを想い、
この星との共存を望んでいたに過ぎない。
アブドル・ラマ
    同じく反政府ゲリラに参加する
    エリンの仲間。22歳。
    エリンとは何でも話せる
    家族以上の間柄。
    …ともに、家族は既に失っている。
エリンと同い年だが、
熱くなる彼を抑える
役に回ることが多い。
ケイたちに協力する
頭の良い好青年。
彼もまた、政府軍との抗争が激化した後に
結成された反政府軍ラグナレクの、一種宗教的な、
過激な主張(=人類存亡論)は知らされていなかった。
それを掲げて戦争をするとは...。
ただ、個人的に、カラファンの思想には共感を覚え、
最後まで彼を慕い、尊敬し続けた。…エリンも同様に。



リー・クラーク
    反政府運動への参加以来、
    エリンと行動をともにしてきた青年。
    24歳。同郷の、お兄さん的存在。

       
   
ただ、彼の心は、
マサディンの言葉に共鳴する。
「疲れた人類の放浪の旅に、
 終わりがあるとすれば
 ここなのかもしれない...」
エリンの制止は耳に入らず、
彼はラグナレクに参加していく。

崇拝する人物、カラファン
最後までついていきたい、
という衝動的な欲求が
彼を動かしたようにも見える。

そして、ウェスタとの
別れの日もまた...


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